気仙沼市はリアス式海岸に代表された日本でも有数の漁業の都市であると同時に、年間を通して海洋レジャーを目的とした利用者が訪れている街です。一方、レジャーの増加に伴い水難事故やトラブルが発生しており、安全確保が急務となっております。
気仙沼ライフセービングクラブでは気仙沼周辺海域の安全確保の為、シーバードプロジェクトを推進しています。
シーバードプロジェクトとは?
水上バイクのユーザーが中心となり、海・川・湖などを舞台に、環境活動、地域交流、マナー啓発、安全パトロール、レスキュー活動などに取り組みます。
※ 詳しくはNPO法人日本青バイ隊HPのシーバード・ジャパンのページを御覧下さい。
シーバードの活動を全国へと広げ、水上バイクを軸として、地域と海のつながりや海の関係者同士のつながりを広げることで、縦割りの壁を超えて、多様な関係者が分野横断的に関わり、次世代に海を引き継ぐために、海の課題の解決を目指すプロジェクトです。
NPO法人日本青バイ隊、NPO法人ウォーターリスクマネジメント協会、NPO法人パーソナルウォータークラフト安全協会、公益財団法人日本財団の4団体が幹事団体となり、全国47拠点(2018年5月現在)でシーバードが発足し、プロジェクトを推進しています。
シーバード気仙沼とは?
気仙沼ライフガード及び関係機関のメンバーによるシーバード活動が「シーバード気仙沼」です。
- 水難救助活動
水難事故発生時には海上保安庁や地元警察・消防と協力し、水難者の救助を行います。 - 各種催事への部隊派遣 オープンウォータースイム(ows)やトライアスロン大会等へ部隊派遣を行います。(例:PWC1艇、水難救助車1台、隊員3名)
- 技術訓練 冬季を含めた年間を通して、技能の習得、維持及び水難救助し機材の点検を兼ねた訓練を行います。
- 出動訓練 船艇や活動資機材の準備を整え、安全・確実・迅速に現場へ到着できるように訓練を行います。