団体理念
ライフセーバーは日本国内ではボランティアであることが多く、身分の法的根拠や予算、権限等も公的機関とは異なります。そのために、趣味やアルバイトの延長で捉えられることが多い活動ではあります。その一方で、法に縛られず、フレキシブルな活動を行えるという強みもあります。
私たちには、この活動を支えてくれる地域住民、企業、日本全国の支援者の方々がおります。被災地域においても、徐々に人々の足は海へ向かい始めており、それに伴って水辺を訪れる機会が戻ってきています。そのため、水辺の事故防止を必要とする個人・団体、水辺の自己保全スキルを身に付けたいという人が増えてきています。
我々は負託に応えるため、水難事故防止・水難救助のプロフェッショナルとして、人の心を持った活動を行っていく責任があります。
水辺を訪れる全ての人の生命を守るために・・・。
事故発生を徹底的に予防し、必要となれば臨機応変に躊躇することなく救助活動を行います。
平成23年3月11日 東日本大震災による巨大津波によって、多くの尊い生命が犠牲になりました。
私たちはその一人一人の生命を見つめ、これからも「人と海」との架け橋となって 「水辺の事故ゼロ」を目指すために 平成23年11月7日 気仙沼ライフセービングクラブを設立しました。
団体ロゴイメージについて
イメージコンセプト 気仙沼【K】を守る十字。 気仙沼の市民の前に立ち、体を張って守る姿勢。そして、安全をプラスし、ともに歩んでいこうというメッセージを込めました。
デザイン作成:気仙沼デザイン株式会社
団体沿革
- 2011年11月
- 気仙沼ライフセービングクラブ設立
- 2012年4月
- ジュニアライフセーバープログラム開設
- 2012年7月
- 小田の浜海水浴場監視活動開始
- 2013年4月
- 日本ライフセービング協会認定クラブとなる
- 2014年4月
- 日本ライフセービング協会認定資格講習会の運用開始
- 2014年11月
- 紺野郁弥・三浦祐ジュニアライフセーバープログラム真ペアが第2回全日本ジュニア・ユースライフセービングプール競技会ラインスロー競技で優勝
- 2015年3月
- クラウドファンディング成立(Ready for)
- 2015年5月
- 青色防犯パトロールカーの運用を開始
- 2015年7月
- 水難救助艇「しぶき」進水
- 2015年12月
- 三浦祐真・斎藤星也ペアが第3回全日本ジュニア・ユースライフセービングプール競技会ラインスロー競技で優勝(2連覇)
- 2016年1月
- 宮城県警察気仙沼警察署より感謝状を受賞
- 2016年12月
- 三浦佑真選手が第4回全日本ジュニア・ユースライフセービングプール競技会100mマネキントウウィズフィン競技において初優勝
- 2017年7月
- シーバード気仙沼開所 同日水難救助艇「かなえ」の運用開始
- 2018年10月
- 宮城県防犯協会連合会長・宮城県警察本部長連名にて表彰
- 2022年4月
- 水難救助艇「みなも」の運用を開始
- 2023年4月
- 団体名称を「気仙沼ライフガード」へ変更
- 2023年5月
- 水難救助工作車の運用を開始
- 2023年6月
- 気仙沼海上保安署との申し合わせを締結